(続き)
岩手大学は、まだまだ桜の見ごろが続いています。
どうぞ、足をお運びください。
「岩手の復興と再生に」オール岩大パワーを!
ふと思ったのですが。
学内の音楽系サークルがほぼすべて、
同じ日に、
同じ敷地内で、
演奏会をやる日。
これって大学祭でしか体験できないことなのでは!?
こちらはうたごえサークルのステージ。
演奏はもちろんですが、暗幕に照明に、
雰囲気づくりもなかなか本格的です。
こちらは軽音楽部-Sound OffIce-のライブ会場。
オールスタンディング、ってやつです。
どちらもまた違った感じでライブ感ありますね。
ロック研究会までまわりたかったなぁ…。
来年の目標がひとつできました。
資料館では「ポランの音楽会」。
こんな素敵な場所で演奏会だなんて、
貴族みたいな気分。
でも演奏する側となると、こういう場所だと
なんだかものすごく緊張しそうです…。
こちらの吹奏楽部のトロンボーン三重奏は、ジブリ特集でした。
演奏者さんたちの緊張をよそに、音色が心地よくてウトウトしてしまいそう…。
おまけ
気がつけば、すでにひと月前のエントリーになっていた、ひょうたん池の様子。
こちらには、
「ひょうたん池、水が枯れたり、水をたたえたり、不思議ですね。今年も蛍が期待できそうですね。」
や
「昨日の蛍の記事のことですが、蛍の種類が、水がなくても生息できるものなのかもしれません。えさがカワニナでない陸上の生物をえさとする蛍かもしれません。
学内にそういう研究者はいないのでしょうか?」
など、蛍に関するコメントも寄せられました。
これは、緑先輩一年越しの夜取材敢行か?!と意気込んでいたにも関わらず、まさかの空梅雨。
しばらーく雨の様子がなく、ひょうたん池も干上がったまま一ヶ月。。。
ようやく訪れた
雨模様
と
夜取材敢行可能な日
となったのが、7月23日。
一年ぶりに訪れた、夜8時半の自然観察園。
若干ホラーな雰囲気が漂います。
一応行ってはみましたが、なにせ23日のエントリーにある通り、
昨日のギラギラお天気から一転、
今日はザーザー降りの盛岡です。
の天気だったため、池に水が溜まったのがこの日の未明。
それまではカラッカラ。
なわけですから、正直期待薄。
今度のエントリーは「いよいよ水で満たされたひょうたん池。蛍の活躍はこれからだ!」かな~。
とか思いながら、池にとうちゃ
いたーーー!!!
なんか光ってる!!!
ちょ!!
マジか?!
カメラカメラ。
設定、とりあえず夜景モード
エイッ!
はるか向こうの街頭の明かりが、キレイ...
違う、そうじゃない!
設定をミスったか、方向が悪かったか。
その辺を自分なりに調整してもういっちょ!
エイッ!
真っ暗。
そして、真っ黒。
ん?あっちで光ってる奴のほうが活発か?
よーし、しばらく光っててくれよー!
高画質モード。これで長時間露光してくれるはず。
エイッ!
(ぷ~ん)
眼前に、蚊の羽音。
このっ!来るな!!
刺すんじゃない!!
ブレブレ。
ですが、位置的には右側の光の辺りで蛍が光っていたんです。
右側に、上下2箇所に光が見えます。
位置的に、下は水中、上は木の枝になります。
実はこの日、ふと頭上に目を向けると、結構木の葉に隠れてあちこちで光が見えたんです。
そして、池の上を飛んでいる光も。
全部で10箇所位は確認できたでしょうか。
写真でお伝えできないのが、悔しい限りです。。
さて、そんなわけで今年もほぼ真っ黒の写真ばかりでお伝えした蛍情報。
私が目で見た情報の何割をお伝え出来たのか、全くもって未知数ではありますが、それでもお伝えします。
岩手大学(ひょうたん池)に、蛍は、いる!
ーーー
(注意)自然観察園内ひょうたん池付近は照明がないため、夜は真っ暗になります。
また、付近ではスズメバチが営巣中、そしてここで蚊(?)に刺されるととてつもなく腫れますので、訪れる際は十分にお気をつけ下さい。
突然ですが皆さん、「枝垂れ桜」はご存じですか?
岩手大学構内の図書館-事務局間の枝垂れ桜並木は、毎年5月の連休ころに見事な花を咲かせる、私もお気に入りのスポットですし、日本各地に名所があることから、ご存じない方は少ないのでは?
さて皆さん、「桂」の木はご存じですか?
この写真の中央右手に見える大きな木で、それに掛かっているプレートによると
学名:Cercidiphyllum japonicum
カツラ科 カツラ属
分布=日本
山地の谷筋に生える
葉はハート形 花は暗紅色
だそうです。
盛岡市を含む、全国14の市町村で、「市町村の木」として指定されていることからも、とてもメジャーな樹木でしょう。
では皆さん、「枝垂れ桂」の木はご存知でしょうか?
まぁ、桜も梅も柳も枝垂れるんだから、桂だって枝垂れるんじゃない?
それは確かにその通りで、先ほどの桂の木の写真で、一つ奥に生えていたのが、その枝垂れ桂です。
でもまぁ、桜が有名で枝垂れ桜も有名、で、桂が有名なんだから枝垂れ桂だって有名なんじゃない?
と思いきや、それがちょっと様子が違うようで、この枝垂れ桂に掛かっているプレートを見ると
カツラの園芸品種
岩手で発見され増産された
枝はしだれる
ほう、岩手で発見とな?!
気になってちょっと調べてみたところ、
枝垂れ桂は世界的にも例がない
大元は早池峯山系
盛岡市内の枝垂れ桂のうち3本は、天然記念物に指定されている
などなど、実は貴重な木のようでした。
それが、構内に!!
植物園...
色々探し歩いて来ましたが、まだまだ奥が深い....
(右側手前の、幹が三股に分かれているのが桂、その左奥の木が枝垂れ桂)