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電動

2018.09.13

いよいよ明日から盛岡秋まつり、ということで、
「音頭上げを沢山聴けるぞ!」と、
ワクワクしている紺Bloggerでございます。

あ、「音頭上げ」なんですが、
知らない方もいらっしゃいますよね、たぶん。
僕は地元の祭りにもあるので、馴染み深いんですが、
ご存知ない方はぜひ一度調べてみてください。

以前「『南部木遣り』に興味があるんです」、
といったことを書いたことがありましたが、
その「南部木遣り」とも関係があったりします。


さてさて。
そんな本日は、
久々に図書館内の紹介をしようと思います。

図書館1階、アザリアギャラリーの看板のすぐ横に、
ひっそり入り口が設けられているんですが、
お気づきの方はどれほどいらっしゃるでしょうか?
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本日ご紹介するのはこの入り口の奥にある
こちらの書庫でございます。


以前、僕のお気に入りの場所として
「積層書庫」をご紹介したことがありましたが、
今回ご紹介するのは「電動書庫」です。

何が違うかといいますと、
本館の場合「積層書庫」には「逐次刊行物」を所蔵しています。
学術雑誌だとか、年報だとかですね。
今回ご紹介する「電動書庫」は「図書」を所蔵している書庫になります。
単行本だとかが該当します。
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(当然ながら)図書館のスペースにも限界はありますので、
開架の状態にしておける書籍の量にも限界があります
「積層」「電動」いずれの「書庫」についても、
そうしたスペースの関係等で
開架には出しておくことができないけど、
大切な資料が保管されているわけです。


なお、いずれの書庫も学外の利用者の方は入ることができません。
なもので、学外の方の場合は、
ご希望の資料を職員にお伝えいただいて、
職員が各書庫から資料を持ってくる、という形になります。


さて、その電動書庫。
入ったことがある方はご存知かと思いますが、
奥の方に、立ち入り禁止ゾーンがあります。
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盛岡高等農林学校の蔵書だった書籍等、
歴史ある資料が納められているため、
ここから先は、図書館職員等しか入れないんですが、
「あ、自分、図書館職員じゃんか!」
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ということで時折、
資料を探しに入ったりしております。
開架とはまた違った趣の図書が多く、
こちらもこちらで見ていて飽きない場所であります。


(あまり大きな声では言えませんが)
机での作業に行き詰まって、考えが全然まとまらない時は、
電動書庫の中をうんうん唸りながら歩き回って、
考えをまとめたりすることも…稀に…
本当に稀にですよ…そんなこともあります。
ホントに助かってるんですよ…。
実は…積層でも…時折やってますが…。

あ、利用者の方を怖がらせないよう、注意してはおりますが、
書庫でうんうん唸って歩いている男がいても、
怪しがらないで下さいね…。


ということで、
今日は「電動書庫」の様子を少しばかりご紹介しました。
学生さんは一度、入ってみることをお勧めします!

海と製鉄とラグビーのまち

2018.08.29

今日は場所を変えまして、

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釜石におりまして。

ここを訪れるのは、実はわたし、まだこれが2回目なんです。

普段農場や演習林や牧場がらみの話題ばかりお送りしてるもので、
海のそばからお送りできる日がまさか来るとは…!

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(お食事中の方もしいらっしゃったらごめんなさい)
潮の香りとともに、門から建物へ向かう途中に出会ったのがこちら。

これって…鹿とかそのあたりの動物のフン…ですよね…?
海に来たからには、カモメとかウミネコとかそういう系統の動物から
フンを浴びせかけられるパターンが王道だと思っていたのですが
まさかの鹿。

しかもこの痕跡の形からして、
悠々とキャンパスの真正面を横切っていったことが想像されます。

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夏休み期間真っ最中、
しかも盛岡から120km程離れた釜石キャンパスとなると、
研究に取り組む先生方と学生さんしかいないとばかり思っていましたが、
なんと集中講義の真っ最中だそうで、
学生さんたちがいろいろな設備を見学しながら大移動していました。

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「カメがいるけど見る?」と誘われ、
小さいものを想像して覗き込んでそれはもうビックリしたのがこちら。

アカウミガメがプールを悠々と泳いでおりました。
誰か来ると何か認識するようで、ちょっと動きが活発になるそうです。
ごはんをもらえると思ってるのかな…?

せっかく来たんだから、もっと中の様子とか建物のつくりとか、
いろいろ見てくるところはもっとあっただろう、と
今更自分にダメ出しせざるを得ない内容となってしまいましたが、
いろいろ予想外のことに出会ってワクワクする釜石キャンパスでした。

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魚もいればウニもカメもいて、でも鹿の通り道でもあって、
すぐそばでは釜石大観音が静かに海を見守っている、
そんな釜石キャンパス、またいつか訪れたいです。

壊す&造る

2018.06.26

二十四節気のひとつ「夏至」を迎え、
19時を過ぎても空が明るくてちょっと得した気分になる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょう。

梅雨の割には雨もあまり降らない学内では

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先日、お昼休みに中央食堂前広場でライブがありました。

学内広しといえど、けっこう離れた建物でも音が聞こえてたりします。
特にドラムの音!
鉄筋コンクリートの大きい建物が多いから、
音が反響しやすいのかもしれません。

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コンクリートといえば、
老朽化した建物も少しずつ新しくなっていきます。

こちらはよく私の出番で取り上げさせていただいている
農学部附属滝沢農場の事務・研究室棟。

この建物が…

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こんな風に解体されていきます。

そして、

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その向こうに新しい棟が建てられております。

新しいからといって
「最先端の趣向を凝らした近代芸術的な建築物!!」
ということでもなく、よくある普通の建物ですが
やっぱり新しい建物は見るだけでワクワクするし
自然と「中はどんな風になってるんだろう」と思わせられます。

もうこちらの新しい建物の中は出入りできるということで、
中のほうも今度ちょっぴりご紹介します。

ちなみに、ここに所属して研究をしている学生さんは、
既にこの新しい建物にお引越し済みとのこと。

新しい建物で気持ちよく研究に励んでいただきたいですね。

オープンラボ、オープン

2018.04.16

このたび岩手大学4丁目(理工学部)キャンパス内に、新しい研究施設が誕生いたしました。
その名も、
「銀河オープンラボ」
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エントランスの建物が丸みを帯びていたり、
アスファルトが黒黒していたり、と
いかにも新しい建物ですよ―!感がヒシヒシと感じられます。

こちら、先述の通り「銀河オープンラボ」という名称になっていますが、銀河のオープン、いわゆる天地開闢について専門的に研究するところでは勿論なく(そのへんは、何かと話題のILCに託すとして)、大学内の研究室は勿論のこと、企業さんにも入ってもらって様々な研究を進める施設となっているようです。

そういう意味での「オープン」ですので、建物玄関はこちらの静脈認証システムでがっちりクローズしてあり、事前に登録作業をした方しか入館できないシステムとなっております。
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幸い(というかなんというか)、私は業務の関係で静脈を登録したので、ちょっとお邪魔してみました。

案内図によると、
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ふむふむ。
L字型の建物で、両翼に研究実験系の部屋が並び、玄関の先にはホール、テラスの文字があります。
実験室の方は、流石に勝手に見たり入ったりするわけにはいかないので、オープンスペースのホールに行ってみましょう。

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あ、なんかいい感じ。
円形に開けた窓は開放感があり、また隣を走る国道46号線は北上川に向かって下っていくので視界に入らず、ちょっとした高台に居る気分になります。
もう少ししたら外の桜が咲いて、もっと綺麗なんだろうなぁ。

テラスはこんな感じ。
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天気がいい日はここでランチでも♪
な雰囲気ですが、逆に国道を行く車からは丸見えなので、流石に遠慮しとこうかな・・・

と、まるで物見遊山なご紹介になってしまいましたが、ここの本分である研究でどのような成果が生み出されていくのか、楽しみですね。

出る杭は、打つ!

2018.03.29

ちょっと前のこと。
廊下で人待ちをしながら、なんとなしに窓の方を見ていたら、気づいてしまったんです。

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あれ、ネジが出てる・・・

最初は
 誰かのいたずらか?!
 にしてはずいぶん手がかかる割に地味~なやつだよなぁ。
 ま、見つけちゃった以上は締めておくか。
なんて思ったんですが、周辺の窓を見てみたら、こんな感じで廊下に並んだ窓枠の結構な箇所で、そっちもこっちもピョコピョコピョコピョコ突き出ているんですよ。

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 ま、見つけちゃった以上は締めておくか・・・
 数が多いけど、そんな時は
  ゴソゴソ テテテテン
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電動ドライバー♪

さ、この便利道具を使ってサクサクと締めていきますよ。
締め過ぎに気をつけながら、
カチャカチャ ウィ~ン、
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ハイ次
カチャカチャ ウィ~ン、ハイ次
カチャカチャ ウィ~ン、ハイ次
カチャカチャ ウィ~ン、ハイ次
・・・
・・

最初のうちは、「はい○本目~」と数えてやってたんですがね、
2階の廊下、
1階の廊下、
あ、あっちの教室は?
と作業範囲を広げてさまよったのだ。
そしてなかなか終りが見えないので
―そのうち私は 数えるのをやめた。

そんなこんなで、ひとまず理工学部の南北講義室とその前の廊下、テクノホールを見て回ったんですが、どうやら日の良く当たる場所で緩みが発生している様子。
温度変化による構造体の伸縮膨張が影響してるんだろうな―、と思っとります。

他にも似たような症状が出ている箇所があるかもしれませんので、ひっかき傷など作らぬようお気をつけ下さい。

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