記事一覧

いかなる時もふらつかない倒れない

2018.01.26

…そんな心が欲しいです。
こんにちは。

先日
「水道管などの凍結にご注意!」
と得意げにアナウンスした矢先…

昨夜自宅の湯沸し器が冬眠したもようです、山吹です。

しかも夜のうちにですよ…。
(ヘタしたら日没あたりから凍っていたのかもしれません)
朝起きて「出ない!!」ならまだ「東北あるある」ですが
まだ寝るにはもうちょっと先、な夜ですよ…もう…

ということは、そもそも、
朝の出勤前にはもう水抜きをすべきだったのでしょう…。

今日の最高気温は-4℃だっていうし(-4℃からが凍結注意)
果たして今夜お風呂に入れるんだろうか…。

ちなみに水道管などの凍結の際のベストな解決法は
「自然解凍を待つ」
だそうです。

日中気温が上がるか陽射しが出てくれば、
可能性は高まります。

自分で解凍を試みる場合、融かしたい患部に毛布など布をかけた上から
「ぬるま湯」をかけるのだそうですよ。

管や蛇口等の破損のリスクが高まるので
絶対に「熱湯」はかけないでくださいね。

それにしても、おかげで今日のわたしの頭の中は
何をしていても湯沸かし器でいっぱいです。

皆様もどうかお気をつけください…。



さて、今日のタイトル。

皆さんは、どんな強く揺さぶられてもそこにじっと立ち続けていられますか?

…おそらく答えは皆さんNOだと思います。

震度6ともなると立っていることすらままならないし、
何かにつかまることができても「じっと」立つのはほぼ無理です。

でも、そんな中でもじっと立っていてくれないと困るものたちが、

ファイル 2660-1.jpg

ファイル 2660-2.jpg

非常時の避難経路上にある棚やロッカーなど大型の備品です。

倒れて避難経路がふさがれてしまったとき、
もしもそこ以外に逃げ道がない場合は…

閉じ込められて逃げられなくなってしまいますね。

そうならないために、学内では少しずつこれらの棚などを
壁や柱に固定して倒れないようにしていっています。

ファイル 2660-3.jpg

事前に棚を所有・管理する方や固定したい場所の最寄の部屋の管理者に
固定してよいか、位置はどこがよいか、一箇所ずつ一人ずつ、
職員の方がヒアリングしていきます。

ファイル 2660-4.jpg

メジャーで寸法を測って確認したりも。

どうやら固定するにも、
「壁ならどこでも!」ということでもなく
しっかり固定できる位置というのが決まっていたり
2つ重ねた棚はどうするか、だとか
内側から金具をつけるので鍵がかかっているロッカーは事前に要開錠、
だとか
戸の開け閉めに支障が出ないか、だとか
確認すること・許可をとることなどが山のよう。

ちなみに、一度固定すると外すのはちょっと大変になるので
近々処分予定のものやこわれている棚は
これまたひとつひとつチェック&除外していきます。
(ついでに処分や買い替えの予定等もヒアリングします)

本当に、これをひとつひとつやってくださってる職員さんには
頭が下がるばかりです…。

こんな気の遠くなるような作業を日々ひとつひとつ一件一件
コツコツやってる職員さんがいるってのに
「今日はお湯が出なくて力が出ない…」
なんて某頭がパンでできたヒーローのピンチ時みたいな事を
ぼそぼそとつぶやいてる場合じゃないってもんですよ。
踏ん張れわたし!!

ふらつかない心で乗り切りたいので、
誰かわたしの心にも固定金具を打っていただけませんか…。

…っと、気を取り直しまして。
先にお話ししたとおり、非常時(特に地震)の
安全と避難経路の確保のためなので、
地道だけど学内に出入りする全ての方にかかわる大事なお仕事です。

もしも学内でこんな風に
棚をチェックして歩く職員さんを見かけたら、
どうかしばしご協力いただければ幸いです。

あと、どなたか余裕があれば、
今夜わたしが自宅でお風呂に入れるように祈っていただければ…
とてもうれしいです…。

屋上ふたたび

2018.01.17

こんにちは。
あっという間に週の真ん中、水曜日です。
受験生の方もそうでない方も、
そろそろセンター試験の緊張と疲れから
回復しつつある頃でしょうか。

受験生の皆さんのひとつめの大仕事が一段落したと思えば、
今度は大学生の皆さんの期末試験の時期にさしかかろうとしております。

図書館もそろそろ混み始める頃ですかね。

いろいろな試験に臨む・臨んだ皆さん、本当に寒い中お疲れ様です。
引き続き、皆様の健闘をお祈りしております。

ファイル 2652-1.jpg

そして、毎年センター試験前後のあたりから
なんとなく少しずつ陽射しの感じが変わってくるというか、
「ああ、春に近づいていってる最中なんだな」と感じることが
増えてくるように思います。

ファイル 2652-2.jpg

12月半ば頃の同じような晴天の日のだいたい同じ時間。
こちらはもう見た感じ夕陽に近いですもんね。

まだまだ雪も降るし(先日も「もつもつ」降りました)
気温も低い日が続きますが、
日長は少しずつのびていってます。

日が長くなると気持ちもだんだん明るくなっていくような気がしませんか?



さて、唐突ですが、今日のお話。
以前にも屋上からの景色をご紹介したことがありますが、
先日、設備の点検のために
以前とは別の建物の屋上へ足を運んだので
またしてもそこで見える景色をおさめてまいりました。

ファイル 2652-3.jpg

こちら、農学部6号館屋上。

農学部の建物の中でも(重要文化財等を除いて)
かなり年季が入っていると思われる建物です。

他の新しめ建物の屋上はガッチリ周りを囲われているので
外側の景色もなかなか見づらいのですが、
この6号館、

ファイル 2652-4.jpg

見晴らしバツグン。
抜群すぎて怖いです…。

がっちり囲われていると
「なんだあまり景色見えないのか」とちょっとがっかりするのですが
これだけ視界バッチリだと怖い、という
なんとも贅沢なお話です。

それにしても、わたしが屋上に足を運ぶ時に限って、
やっぱりお天気がパッとしないのはどうしてなんでしょう…。

というわけで、ここもいつかまた晴天の時にリベンジしないと…。

たかが管、されど管

2017.11.14

全国ニュースを見れば、
南や西の方では「紅葉が見ごろ」なんて聞こえてきていた今日この頃ですが。

ファイル 2615-1.jpg

昨日の「初氷観測」の知らせに続いて
そろそろ最高気温もひとケタ台に突入する日々が迫ってまいりました。

盛岡は紅葉は終盤、葉っぱは落ちて見事にじゅうたん状態。
これはこれで見ごたえがあるのですが。
(ぎんなん踏ん付けトラップも収束に向かっております)

ファイル 2615-2.jpg

農学部食堂と農業教育資料館をやや上からのアングルで。
なぜこんなアングルで見ることができるのかといいますと…

雪が降ってしまう前に少しでも、と今年もせっせとすすめているのが
屋上の機器類の点検。

先日も「見えないところで皆さんの安全のための取り組みがなされてます」と
お伝えしたところでしたね。

それにしてもイマドキの屋上って、安全のため?景観のため?なのか
けっこうガッチリ囲いがしてあるので
なかなか外側からは詳細が見えなかったりするんですよね。

ドラマ、アニメ、バラエティ番組なんかでよく見かけるイメージだと
学校や大学なんかの屋上といったら

「開放的、見晴らし良好、物静かで落ち着く」

こんな感じがしますが実際には

「大型機器や配管だらけ、柵が高くて何も見えない、常に機械音」

こんな感じだったりします。
ついでに普段は施錠されていて、出入りすることはできません。

でもその現実あってこそ、屋内での快適さと安全さが得られているわけですね。

それにしても屋上、地上より心なしか風が強いし冷たい気がします…。
日差しがあっても身体はどんどん冷えていくばかり。

ファイル 2615-3.jpg

さて、今回の患者さんはこちら。

実験用の排気装置のダクトが完全にはずれちゃってます…。
誰かがガムテープで修復を試みたと思われる箇所も…。

ファイル 2615-4.jpg

というわけで、外れていなくてもひび割れていたり、
近いうちに同じように外れたり割れたりしそうなところを含め、
業者の方が修繕してくれました。

ファイル 2615-5.jpg

常に外の雨風や日光にさらされているものたちなので、
修繕するにもいろいろと難しさや工夫があったようです。

素材の変形や劣化、他の部品の備付状況を見ながら、
とても丁寧に作業してくれていました。

たかが管、されど管とはいえ、
屋内の実験室でいろいろな実験や作業を行う皆さんの安全が
ここにかかっているわけで…。

当たり前といえば当たり前のことではあるのですが、
やっぱりプロの方の知識と判断と手技ってすごいなぁ、と
改めて感じました。

おかげでまた、安心して実験に取り組めますね。

こうして各方面からいろいろな人が
いろいろな施設の保守点検につとめていますが、

現場で実験・作業をする皆さんも、
この局所排気装置を含めいろいろな機械や装置を扱うにあたって

「普段と違う」「おかしい気がする」

そんな時には、面倒ですがどうか一度手を止めて
担当教員や場合によっては施設の管理者、
安全衛生管理室などしかるべきところへ
いち早くお知らせくださいね。

突然暖かくなって戸惑いました

2017.11.08

昨日は立冬を迎え、いよいよ今日から学内では暖房が入りました。

嬉しい反面、いよいよ霜や雪の時期も近いのかぁ…と
厳しい冷え込みを想像して
むしろ背中がきゅっと丸まるような気分でもあります。

さて、学内では毎年おなじみドラフトチャンバー(局所排気装置)の定期点検や

ファイル 2611-1.jpg

各種ガスボンベの管理や保管場所、使用期限などチェックしたり

ファイル 2611-2.jpg

そうそう、台風の激しい風雨で折れてしまった植物園の大きな枝も

ファイル 2611-3.jpg

ファイル 2611-4.jpg

きれいに切り落として、安心して通れるようになりそうです。

これらはごく一例に過ぎませんが、
学内でさまざまな活動をする皆さんがいつも安全に作業できるよう、
また、作業しない方々も安心して学内で過ごせるようにと、
影で地道な取り組みや工夫がなされていたりします。

ときどき実験室や作業場なんかにお邪魔させていただいたりすることもあるかと思いますが、
その際には少しの間だけご協力いただければ幸いです。

こうも寒いと、実験や実習においても手がかじかみがちだったり、
着込んだ重装備で、機敏には動きづらかったりと
この時期ならではの気をつけるべきこともありますので、
どうぞ皆様身の回りや作業時の安全にはお気をつけくださいね。

かつての姿

2017.09.22

今日はとてもいいお天気だったので、
久々に屋上へ撮影に行きました。
ファイル 2576-1.jpg
よく晴れています。


と。
まぁ、そんなことを考えつつ、
屋上からの階段を降りつつ、壁面を見ますと。
ファイル 2576-2.jpg
タイルが貼られています。


この茶色いタイルが貼られた外壁。
本学図書館は正面から見た時とは
ちょっと印象が違いますよね。
ファイル 2576-3.jpg
ね?


で、本学図書館のHPで図書館の沿革を見ると、
平成12年に増改築がされたようなので、
「あぁ、この部分は増改築前から残ってる部分なんだなぁ」
とは思ったわけですが。

じゃあ、増改築前ってどんな姿だったのか?
というと、その姿を見たことはなかったんですが…。
先日、全然別件の資料を探していた折、
見つけました。
ファイル 2576-4.jpg
一見、全然別の建物ですが、
第2体育館もあるし、後ろに岩手山もある、
何より右側にある5階建て部分は未だ健在。
ファイル 2576-5.jpg
上の写真は現在のものですが、
左側が増築された部分で、
右側が元々あった部分(外壁等は変わってますが…)ですね。


その5階建て部分ができたのが
昭和59年のようなので、
今回見つけた写真は、
そこから平成12年の間のどこかの写真だと思います
(すいません、そこは特定できず…)。


…これが図書館だったのかぁ…。
と、つい見入ってしまいます。
入り口が写真左側にあるようですが、
外に階段があったんだなぁ~、とか。


改築前から本学に務めている先輩方からすれば
当然の風景なのかもしれませんが、
改築前の姿を知らない僕からすると逆に新鮮です。

こういう、かつての姿の痕跡を見つけると、
ちょっとテンションが上がったり……しませんか??
……まさか僕だけってことは…ないといいな…。

ページ移動