2020.05.14
「とう立ち」したため、引き抜かれて菜園の隅に寄せられたキャベツ。
土から抜かれて無造作に置かれていてもしっかり花芽を伸ばし、
花を咲かせようとしていました。
キャベツとしてのあるべき姿じゃないから、
土から離されてしまったから、
本来の居場所じゃないから、
なんて不満を口にすることもなく、
今いる場所、今あるもの、今いる環境の中で
精一杯花を咲かせるその姿。
コロナ禍の中での大学でのさまざまな現状や生活での不便さに
日々うんざりしてしまう気持ちに、
ちょっぴり喝を入れられたような気がしたのでした。