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由緒正しきスギとヒバ

2011.07.25

14日には、案内板中の山邊の松にスポットを当てましたが、こちらと同じように、なにやら名前の付けられている樹木がまだあるようです。
それがこちら、「目時のスギ、ヒバ」です。
ファイル 948-1.jpg

まずはこちらが「目時のヒバ」です。
ファイル 948-2.jpg
これらは目時家の生け垣となっていたそうで、見事に整然と並んでいます。
そしてちょっと気になるのは、看板の「サワラ」の文字。
案内の看板には「ヒバ(実はサワラ)を生け垣とし...」と書いてありました。
近縁の種のようですが、なぜヒバと呼ばれたのか、ちょっとだけ興味があります。

続いてこちらが「目時のスギ」です。
ファイル 948-3.jpg
はて、どちらでしょう?
目当ての木以外も大きく育っているため、遠目だとよく分からなくなってしまいました。
でもご安心を。根元に行くと、幹にしっかりとプレートが付けられています。
ファイル 948-4.jpg
「老杉」とありますが、この看板もなかなかどうして味のある佇まい。
「老板」とでも申し上げましょうか。

さてその「目時家」ですが、こちらの看板
ファイル 948-5.jpg
によると、初代盛岡市長の目時敬之の生家だそうで、ここでもしばしば会合が催されていたとか。
これだけの巨木に囲まれた、名家での会合...。緊張感で眠気も飛んだんでしょうかね?