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ひめかりふ

2014.12.05

お疲れ様です。
紺Bloggerでございます。
外はめっきり雪景色の盛岡です。


さて。
昨日のことです。

とある職員から
「エキスで食れぽしてみませんか?」
との不思議なメールが届きました。


秋の実りについてさんざん書き散らしたのに、
結果的には一度たりとも食レポ、
つまり食べ物を味わった上でのレポートは、
一度たりともできなかった私です。


これはブログで新境地を切り開くチャンスかも、
と企み、即座に「やります!!ぜひやらせて下さい!!」
と、お答えしました結果届けられましたのがこちら↓
ファイル 1869-1.jpg
早どりのカリフラワー、その名も「姫かりふ®」


通常だと12~15cmで収穫するところを、
6~8cmの大きさの時に収穫しているのだそう。
ファイル 1869-2.jpg
まるでカリフラワーのミニチュアのようですが
れっきとしたお野菜。
軽くゆでて食べてみて、ということだったので、
早速やってみました!!

しっかし…。かわいいなぁ…。
ファイル 1869-1.jpg


で、ゆでること数分。


まずは何もつけずに食べてみました!
ファイル 1869-3.jpg
「中身が詰まって、食感がよく、味が濃い」
それが姫カリフ®の特徴とのことなんですが、
ホント、そのとおりでした!!


普段、カリフラワー自体を食べることが少ないんですが、
なんというか、私のカリフラワーに対するイメージは、
添え物的といいますか…。
単体では食べることがない野菜、という認識でした。

でも、この姫カリフ®は、
味がしっかりしているからか、
それだけでも十分に味わうことができます。

その後、少しマヨネーズもかけてみました。
ビールが好きな私なんかは、
これぐらいの味付けで、
おつまみとかにも使える気がします。

それに、煮崩れしにくいということなんで、
カレーの具にしてみてもいいかもしれませんね~。

今回はとりあえず味わってみよう、ということで、
できる限り手を加えずにいただいてみたんですが、
今後、色々なお料理に試してみたくなるお野菜です。


さて。
実はこの「姫かりふ®」。
本学三陸復興推進機構の中の園芸振興班が、
三陸の気候・風土に適した野菜として、
栽培普及を行っているものの一つ。

その活動詳細は↓のHPでご覧いただくとして。
がんちゃんの野菜畑


この他にも夏イチゴや、
クッキングトマトなどの普及も行っているんですが、
その中でも「姫かりふ®」は
東日本大震災からの復興を目的として生産される
早どりカリフラワーの呼称として、
岩手大学が商標登録をしているんです。

だから「®」をつけております、はい。
とはいえ、上記の目的に合致して生産されている場合には、
無償でご使用いただける商標とのこと。


三陸というと海産物を思い浮かべる方が多いと思いますし、
確かに豊かな海産物は大きな魅力なんだと思いますが、
豊かな農作物だって立派な魅力の一つになるかもしれませんよ!!