こちら工学部3号館4階、機械工学科の就職資料閲覧スペースです。
ここには就職関係資料はもちろんのこと、その他に機械系のいろいろなサンプルが展示されています。
例えばエンジン(奥の大きい方は、N社 4494cc V-8 TWINCAM 32VALVE)
いやー、格好いいなぁ。
「岩手の復興と再生に」オール岩大パワーを!
寒さ厳しい時期ですが、昼休みのグラウンドでは熱い戦いが繰り広げられていました。
雪上サッカーです。
ゴール代わりのベンチを置いたら、そこはもうフィールド。
雪に埋まる足もと、転がらないボールなんてモノともせず、汗を流してます。
その足もとには、実は秘密兵器が。
このように、シューズの下にビニール袋を履いてるんです。
これで防水対策は完璧!
約30分のゲームでしたが、終わった頃にはもう汗だく。
「これをやってると夜もぐっすり眠れるし、学校に来ようというモチベーションにもなる」とは中西先生談。
こちらは工学部の鈴木正幸先生、中西良樹先生が中心となって活動しているサークル(?)で、もう10年近く続けているとのこと。
この日は5人の参加でしたが、季節によっては30人ほど集まることもあるとか。
メンバーも教員、職員、学生、留学生らが各学部、事務局、地連センター等々から集まって来るという幅広さ。
経験も性別も不問、入会手続きも無いとのことなので、興味のある方は現地で「サッカーやりたいんすけど!」と言ってみてはいかがでしょうか?
僕も電子顕微鏡について教えていただきました。
電子顕微鏡があるのは、「機器分析センター電子顕微鏡施設」。工学部のほうにありますが、全学共通の施設です。農学部からの利用もあるわけです。
建物は普通(左の平屋建て)。
僕は分野的にはコウモリなので(理系とも文系とも言い難い)、ときどきワケのわからない(であろう)質問をして困らせてしまいました。
「電子ビームって、電磁石で曲げるんですよね? ていうことは、使ってる間にポケットの鍵がバチーンって吸いつけられたり、携帯が使えなくなったりするんですか?」
「閉じた磁界ですので、そういうことは……」
――といった具合。
いや、わかっちゃいるんですよ。念のため聞いただけですよ念のため。
今は もう 動かない 電子顕微鏡は見たことあったのですが、動いているところはワシも見るのは初めてじゃあ。
透過型電子顕微鏡の試料なんて、こんな小さなところに載せる。銅でできていて、小さい網になっています。くしゃみしたら失くしてしまいそう。光学式顕微鏡でいうとガラス板(スライドグラス)にあたるでしょうか。
部屋を暗くして見ます。コンソールの灯りが何ともいえない雰囲気。
電子顕微鏡って、コンピュータの画面で見るものかと思っていたのですが、透過型なら像が目で見えます(もちろんコンピュータで見たり、フィルムに撮影したりもできる)。
蛍光グリーンの中に見える黒いブツブツ模様がそれ。カエルの眼の角膜を拡大したところです。
「“蛙の面に小便”って言うくらいですから、角膜も丈夫で厚くて採りやすいんでしょうねぇ」
「……牛や馬のほうが角膜は厚いですよ」
走査型電子顕微鏡は大人気でした。この顕微鏡は一家に一台おけそうなサイズです(そんな手頃な値段じゃないと思うが)。
電子顕微鏡は登録・予約制です。卒論前などのシーズンでは混みあうのだとか。
ちょっと空いているときに、身のまわりのミクロなものを入れて見てみたくなるようなステキ機械たちでした。
◆岩手大学地域連携推進センター機器活用部門
http://www.ciaiu.iwate-u.ac.jp/
大学ならでは、の装置を見学してきました。
それは何か?。
答え。電子顕微鏡です。電子を使って物質の表面や内部構造を見る訳です。なんか、スゴいと思いません?!。
で、オジャマしたのが「電子顕微鏡室」。学術研究員の林さんに装置の事を説明していただきました。
まず、電子顕微鏡室の中には「透過型電子顕微鏡」と「走査型電子顕微鏡」という2種類(計4台)が設置されているそうです。「透過型電子顕微鏡」と「走査型電子顕微鏡」には、次の様な違いがある、との事でした。
●透過型電子顕微鏡●
試料の内部構造を見たい時に使用。試料に電子ビームを当て電子を透過させる事で造影できる装置。そのため試料切片は薄く作る。試料切片の厚さは75ナノメーターで、直径3ミリメーターの銅網に乗せて試料台に乗せ、観察する。
●走査型電子顕微鏡●
試料の表面状態を見たい時に使用。試料に電子ビームを当て二次電子を解析する事で造影出来る装置。試料は試料台(直径1センチぐらい)に接着可能であれば、目視出来る大きさでも構わない。マヨネーズやアイスクリームなどの断面を観察する装置もある。
同じ「ミクロの世界を観察」するにも、目的によって使う装置が違うんだなぁと実感しました。
これは、透過型電子顕微鏡の試料を作成するための装置です。ガラスやダイヤモンドの刃を使って、樹脂で固めた生体試料などを薄くスライスするそうです。ガラスの刃は各自作成するのだとか。ガラス板から切り出すそうです。
今日はBlogger二人で取材に伺いました。もう一人(恵方巻さん)の記事もお楽しみに(^^)。