2017.09.04
えー、月曜からなかなか腰が痛くなりそうな話題で
ちょっと心苦しいのですが…。
本日は、使わなくなった試薬の回収の現場にお邪魔してみました。
転勤、退職、お部屋のお引越し、実験手法の変更etc.
事情は学部学科研究室によってそれぞれですが、
大学の先生方にとって、不要になった薬品(特に毒劇物や危険物)の処分って
わずらわしかったり悩ましかったりするものですよね。
見た目からして相当古そうなものも…。
…かといって、使わないものをいつまでも保管・管理し続けるのも
なんだか危なっかしくて怖いですしね。
そのうち把握できなくなってしまったり持ち去られてしまったりが
ないとも言い切れないし…。
そんなリスクを減らすべく、
試薬や試料などの「断捨離」にとりかかる教員・研究室も
大掃除の時期に限らず、案外多かったりします。
今回は数も量もかなりのものなので、
技術職員、事務職員、各方面からの応援と軽トラ1台での応戦。
荷台は30分強でいっぱいに。
一時保管場所に搬入してからさらに仕分けやチェックをして、
処分に必要な費用や時間、最適な方法を割り出します。
ほとんどがガラス瓶な上に
試薬には危険なものや詳細不明なものもあるので
数が多くてもひとつひとつ丁寧に扱う必要があります。
なかなか骨の折れる作業でもあります。
重いもの、大きいものもたくさんある中、
暑いとはいえ真夏ではなかったのがせめてもの救いでしょうか…。
かなりたくさんの方が助っ人に駆けつけてくださったおかげで、
そんな大変そうな作業も想定よりずっと早く終了。
搬出入、チェック、書類の作成、携わってくださったすべての方、
本当にお疲れ様でした!