2018.01.16
今を遡ること十数日。
今年の初出勤となった1月4日の朝のことです。
いつものように、駐車場から歩いている道すがら、
「今年の正月も、雪が少なく穏やかだったな―。
年明け早々の仕事が雪かきにならずに良かった。」
なんて思いながら道端を眺めていると、ふとそいつが目に止まりました。
実は先日エキスで取り上げるに当たり、いろいろ調べている際にその存在を知り
「いつか手に入ったらいいなー」
「あ、学内で持っている人もいるんだ―」
と思っていたそいつ。
ヒマラヤスギの松ぼっくりが熟し、根元の方から鱗片が飛んでいき、残った先端部がポトッと落ちてこの形になるようです。
しかし「ローズ」とはよく言ったもので、確かにこの幾重にも重なった鱗片が開いている様は、まさにバラのよう。
普段は味気もなく殺伐としている机の上が、なんか華やかになった気がします。
これを拾った木の下ですが、こんな感じで
松ぼっくりから剥がれ落ちた鱗片がそこらじゅうにバラバラ落っこちてます。
ということは、上にはまだローズになりかけの松ぼっくりがゴロゴロ居るってことですか―!
シダーローズ拾い、シーズンはまだまだ続きそうです。
しかしこのシダーローズ、今までの冬も同じように落ちてたんですよね。
いやー、全く気づきませんでした。
紺さん同様、今まで以上にいろんなことに目を向けて行きたいな―、と思った次第です。