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しばらくの間、不在です

2014.11.05

芸術の秋… として、紺Bloggerより以前に紹介しておりました、
岩手出身の彫刻家・舟越保武作、<<裸婦立像>>。

これまで、事務局の正面玄関にて、
皆さまをあたたかく、美しく、迎え見送っていましたが、

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…いない!!!


なにやら看板が代わりに残されています…。

えーと。
「舟越保武<<裸婦立像>>貸し出し中のお知らせ」?

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どうやら、岩手県立美術館にて開催の「舟越保武彫刻展-まなざしの向こうに-」に、
本学の<<裸婦立像>>も出品されているとのこと。

展覧会に並ぶ作品を毎日のように見ていたこと、今更ながら贅沢に感じますね…。


展覧会は郡山、練馬でも行われるため、なんとお戻りは 平成27年9月中旬 の予定。

来年まで<<裸婦立像>>は不在です…。
これまであたり前のようにいたから、なんだかぽっかりとしてさみしい…。


しかし、せっかくの素晴らしい作品ですから、多くの人の目に触れるのは素晴らしいこと!

のんびり、お帰りをお待ちするとします。

本学になかなか来られず、これまで見られなかった皆さまは、
ぜひこの機会に岩手県立美術館さんにてご覧くださいませ~。


<<裸婦立像>>が帰るまでは、がんちゃんが皆さんをお出迎えしますよ!

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報告漏れ

2014.10.22

「はっ」と気づいたら、
もうこんな時間になっておりました。
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こんばんは。紺Bloggerでございます。
日没が本当に早くなりましたね。


さて、先週。
わたくしの「晴れろ週末」祈願にお付き合いいただいた皆様、
本当にありがとうございました!


皆様のコメントに、
オープンキャンパスを控えたわたくしの心が、
どれほど励まされたか。
重ねて御礼申し上げます。


さてさて。
突然ですが。
皆様にご報告できずにいたことがございます。


あの……ポポー」ことなんですが…。
2度に渡って、エキスでも言及し、
あわよくば職権を乱用して収穫してしまおうか、
と企んでいた「ポポー」なんですが…。


オープンキャンパスの方へ意識を集中しているうちに、
うっかり収穫時期を逃してしまい…。
のんきに「そろそろ収穫かしら?」なんて思いながら、
ポポーの様子を見に行ったところ、たわわに実っていたはずの、
大きな実は跡形も無く消え失せ…。
残るのは葉ばかり…。

あまりのショックに、写真を撮ることすら忘れ、
「ここでなんて報告すれば良いんだ…」と、
途方に暮れてしまいました…。


そんな折、
ポポーの木の下でうちひしがれている私に、
農学部の某職員が
「農業教育資料館に飾ってるよ、ポポー」
と優しく教えてくれまして。

喜び勇んで資料館玄関ホールへ行きますと、
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たしかに写真で見たポポーが!!

手に取ると、非常にやわらかく、
鼻を近づけると、とても甘いパインのような、
少し異国を想わせる香り。

その感触、その香りから、
熟していることがなんとなくわかります。


さすがに勢い余って頬張りはしなかったのですが…。
よかった…せめて…手に取ることができて…。
ありがとう、資料館の方…。ありがとう…。

さて。
資料館ではポポーの他にも
アケビ、カリンも飾られていました。
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紫色しているのがアケビで、
黄緑色の実のうち、手前がポポーで、
奥がカリンです。


…しかし、やはり自らの手で拾ってみたかった、ポポー。
来年はもっと頻繁に成熟状況をチェックせねば、
と静かに誓う秋の夜です。
……っていうか、アケビはどこに生えてるんだろう…。

池の底

2014.10.08

こんばんは。
紺Bloggerでございます。
今夜の盛岡は快晴。絶好の月食鑑賞日和です。


さてさて、それはそれとして。
先日のこと。
「北水の池が空になってるよ!」
とのコメントをいただきました。ありがとうございます。

他色Bloggerも言っておりますが、
皆様の拍手、コメントにはとても励まされております。
それのみならず勉強させていただいたり、
また、記事のヒントをいただいたりと、
大変に…大変に感謝しております。
重ね重ね、本当にありがとうございます!


で。
行ってみましたらば。
ファイル 1818-1.jpg
確かに、空になっている…。


あ、「北水の池」っていうのは、
農学部附属植物園の中にある池で、
1980年に造られた「土池」なんだそうで、
その際、「破砕転圧工法」なる工法を用いているのですが…、
詳しいご説明は下記よりご覧下さい。


「北水の池について」


毎年、沢山の睡蓮が咲いているのもこの池です。


で。
「なんで空になってるんだろうなぁ」と眺めていたら。
運良く農学部の施設担当者が通りかかりましたので、
理由を聞いてみましたらば。


「泥掃除だよ」とのこと。


よくよく考えてみれば、
漏水も無く、流れも無く、
その上、周囲には落葉樹も沢山ある、
という状況ですから、
落ち葉やら何やらで泥もたまりやすいんだろうなぁ。
だからこそなのか、睡蓮も沢山生えていられるんですかね。


ということで。
今は水が抜かれ、泥もさらわれ
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防護層が見えている北水の池。
近くにある構造図と併せて眺めると、
ファイル 1818-2.jpg
一層、理解が深まるように思いますよ~。


さて。
どこまで欠けたか見に行こうかな、月。

ぽ…ぽー…?

2014.09.16

お疲れ様です。
紺Bloggerでございます。

朝は驚く程のどしゃぶりだったのに、
いつの間にか雨はやみ、雲は消え、
気づけば爽やか秋晴れになった今日の盛岡。
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先週の健康診断におきまして。
ありのままの私を測定してもらったところ。

案の定、ありのままの私のままでは、
健康とは言いがたいことがわかったので、
とりあえず、日々の運動習慣を定着させようと、
お昼休み時間、従来以上に学内を動き回ることにしたんですが。
(といっても先週水曜からですが…)

今日、面白いものを見つけました。


こちら↓です。
ファイル 1803-2.jpg
いつも通り過ぎる場所なんですが、
私の目が、見慣れない文字列(赤い○の中)をとらえました。

もう少し近づいて、プレートを見てみましょう。
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「ポポー」


ポポー…。
そんな面白い名前の植物があったとは…。
…お…お…面白くないですか??
ポポー…。

それはそうと、何度も何度も通っている場所なのに、
この面白い文字列にに気がつかなかったとは…。


歩く度に発見がある、と言えば聞こえは良いものの、
普段、観察しているつもりでも、
見えていないものって多いんだなぁ、
と、しみじみと思い知らされます。


しかも、この、
ぷらんとなった実が、
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食べられる、ということで。


カリン、ヤマボウシ、カキ、クリ、クルミ。
そして、ポポー。
たぶん、まだまだ実りの季節を迎えている植物はあるんでしょう、学内に。

栽培している植物とは別に、
キャンパス内にある植物だけで、
一大収穫祭ができそうだなぁ…。
と、そんなことを一人妄想している、
ダイエット中のわたくしです…。

猛毒注意?!

2014.08.27

先月15日に桃Bloggerさんがご紹介したウバユリ(その1その2

群生地の情報を下さった技術職員さんから、その付近に存在するもう一つの面白そうなネタを頂いていました。
そちらをご紹介するため、まずはウバユリ群生地へ向かいます。

花の季節は過ぎてしまったようで、残っていたのはこの珍妙な物体。
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群生地だけあって、これがアチラコチラにニョキニョキ生えている空間、不思議なような、不気味なような
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と思いながら歩いていると、何やら背丈的にはウバユリ位、でも更に不思議で不気味な植物が立っていました。

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こちら、「マムシグサ」だそうです。

なぜマムシ?

答えは近づいてみるとわかります。
樹皮がマムシの柄に似ているから。
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うーん、気色悪いぞ。
また、花が咲くと、その形が「鎌首をもたげた蛇」に似ているからとか。
うーん、見てみたいような、そうでないような。。。

で、更に気色悪いのが、実の部分。
小さなつぶつぶが寄り集まり、所々に大きなつぶがある。
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こんな感じ。
(ニガテな方、ゴメンナサイ)

こちらの実、秋には赤く熟すそうなんですが、お気をつけ下さい!

この草の名前は、マムシグサ。
マムシといえば、毒。

そう、このマムシグサも毒を持っていて、厚労省で誤食中毒の注意を出しているそうです。
いろんな植物が生えている植物園。
楽しむのは目だけにしましょうね。

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